デジタルチケット(電子チケット)は適切なサービスを使うことにより簡単に管理することができ、次回の集客にもつなげやすいです。
この記事では、デジタルチケットを導入したい、作り方について知りたいとお考えの方に向けて、デジタルチケットの作り方について詳しく解説します。デジタルチケット販売システムの種類やメリットについてもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
デジタルチケットを手軽に販売したいというときには、チケットfor LINE Hybridをご利用ください。チケットfor LINE Hybridは、LINE上でチケットの販売や運営・管理ができるサービスです。
ユーザーの年齢層が幅広く、ユーザー数は月間9,500万人以上ととても多いLINEは、スマートフォンが普及した現代ではなくてはならないアプリケーションです。そんなLINEで手軽にチケット購入できるのは、ユーザーにとっても大きなメリットになるでしょう。
この項目では、チケットfor LINE Hybridを使ったデジタルチケットの作り方について解説します。
以上の流れを詳しく見ていきましょう。
チケットfor LINE Hybridでデジタルチケットを作る際には、まず利用する施設の座席図を作成します。指定席・自由席などは少ない手順で設定可能で、簡単に操作できるので「座席図の作成なんてやったことがない」という方もご安心ください。
また、上記の画像のように、列や番、階とブロックを自由に設定することができるので、事前にすべての座席を登録することが可能です。複数の施設の座席情報を登録できるので、ぜひ活用してください。
座席図を作り終えたら、次はイベント情報を入力します。
「イベント名」などの基本情報、「公演日」や「窓口販売開始時間」などの日時情報、「S席」や「A席」などの席種とそれぞれの料金、使用する施設の情報を入力していきましょう。こちらも登録画面から決まっている項目に入力していくだけなので簡単です。
チケットfor LINE Hybridでは、販売者のLINE公式アカウントを連携することで、ユーザー(友だち)へメッセージを送ることができます。
LINEで簡単にチケットが購入できることに加え、次に開催するイベント情報やチケットの販売開始に関する情報をユーザーへ送信することで、リピート購入してもらえる可能性が高まります。
また、イベント終了後にお礼のメッセージを送ることも可能です。
登録などの手続きが終わったら、ユーザーにデジタルチケットを販売・発行します。
ユーザーはLINE公式アカウントから簡単にチケットを購入することができ、ユーザーの情報がLINEの運営会社へ伝わることもないので安心して利用できるでしょう。
発行されたデジタルチケットは、ユーザーのLINEメッセージ画面にQRコードとして表示されます。
この項目では、チケットfor LINE Hybridで使えるさまざまな機能と、その機能を使うメリットについて紹介していきます。
これらの機能をうまく使うことでイベントの訴求力や利便性をさらに向上させることが可能です。デジタルチケットの販売を検討している方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
イベント開催を継続して行っている方は、チケットの窓口販売や委託販売を行っていることも多いと思います。
スマートフォンの操作が苦手な高齢者の方などには、紙のチケットの方が購入しやすい、利用しやすい場合もあり、窓口販売も継続して行いたいという方にもチケットfor LINE Hybridは便利です。
チケットfor LINE Hybridでは、これまでの窓口販売を継続しながらインターネット販売も行うことができ、これらの販売状況を一元管理できます。
また、帳簿出力機能によりイベントや入金方法ごとに絞り込んで集計を行うことも可能です。そのほかにも公演別集計、入金方法別集計、委託先別配券売上別ごとに帳簿出力をすることもでき、これにより販売状況と売り上げを簡単に可視化することができます。
販売したデジタルチケットはユーザーの手元にQRコードとして表示されます。入場時の受付の際にはこのQRコードを専用の無料アプリで読み込むことで入場の処理ができます。紙のチケットで発生していたもぎり(半券をもぎ取ること)がなくなり、スピーディーに受付ができるでしょう。
また、非接触で受付ができるため、衛生的な観点からもご安心いただけます。
ユーザーはスマートフォンでチケットが管理できるので、紙のチケットにありがちな「持ってくるのを忘れてしまった!」というトラブルを減らせるというメリットもあります。
チケット販売はLINE公式アカウントを通じて行われるため、チケット購入時や事前にLINE友だちになったユーザーへ、タイムラインやトーク機能を使って告知が可能です。これにより広告費の大幅な削減を行うことができます。
また、LINE公式アカウントの分析機能を用いることで、ユーザーの年齢層などの分析を行うこともできるため、次回以降のイベント企画の参考にもできるでしょう。
ユーザーは利用したい座席を指定して予約・発券・入金登録を行うことができます。予約の受付処理は自動で行われるため、チケット販売にかかる手間を削減できるでしょう。
また、一部の席をチケット予約・発券代行業者(プレイガイド)に配券することも可能です。そのほか席を指定しない「自由席」としての販売も可能なので、開催するイベントの形式によって柔軟な販売方法が選べます。
ここからはデジタルチケット販売システムの種類について紹介していきます。
種類は大まかに分けると2種類あり、チケットfor LINE Hybridの「セルフサーブ型」のほか、そのほかチケット販売サイトの「委託販売型」があります。それぞれ詳しく紹介していくので、併せてご確認ください。
委託販売という名の通り、主催者の代わりにチケットの販売・管理を行うことが特徴です。「チケットぴあ」「ローソンチケット」「イープラス」などが委託販売型に当てはまります。これらは大手サービスなので安心して利用できますし、知名度があるので集客がしやすい、主催者は販売登録をするだけで販売できるというメリットがあります。
しかし、手数料が比較的高いということや、開催日当日の販売や急な料金変更に対応してもらいにくいというデメリットもあります。
セルフサーブ型は、顧客管理、入金管理などチケットの販売に関わる全ての業務をイベント主催者が対応するのが特徴です。
チケットfor LINE Hybridはセルフサーブ型に分類され、イベントの設定などを自ら行う必要はあるものの、急な変更にも柔軟に対応できたり、委託販売に比べて初期費用や委託料などの手数料を削減できるというメリットがあります。
セルフサーブ型チケット販売システムについては、以下でもう少し詳しく解説していくのでぜひご覧ください。
以上で解説した通り、セルフサーブ型チケット販売システムにはさまざまなメリットがあります。この項目では、セルフサーブ型のメリットについて詳しくご紹介していきます。
委託販売型での販売を検討している方も、これらのメリットを確認して再度利用するサービスの種類を検討してみてください。
セルフサーブ型の大きな利点として、利用コストを抑えることができる点があります。委託販売型に比べてシステム利用料・手数料・初期費用が安く収まるため、初期費用をかけずにチケットを販売することが可能です。
また、手数料が安く収まることでチケットの販売価格を安くすることも可能なことから、ユーザーがより気軽に購入しやすくなるというメリットもあります。小規模〜中規模程度のイベントのチケット販売ではセルフサーブ型サービスを使った方が各種コストを抑えることができるため、特におすすめです。
セルフサーブ型は委託販売と違いイベントの詳細などを自分で入力する必要がありますが、その分急なイベント開催や修正にもすぐ対応できるというメリットがあります。
また、チケットfor LINE Hybridでは連携しているLINE公式アカウントの友だち向けに即時にメッセージを送信できるため、販売から購入までの流れがスムーズです。
開催日時の直前からチケットを売り始めたいときは、セルフサーブ型のサービスを使うといいでしょう。
デジタルチケット販売システムはさまざまな種類があるため、開催したいイベントに合ったサービスを見つけることが大切です。
そこでこの項目では、デジタルチケット販売システムの選び方のポイントをご紹介します。
以上の項目を参考に、自分のイベントに合ったサービスを選択しましょう。
ユーザーは、イベントの内容とチケットの販売価格を考慮して購入するかどうかを決定します。それゆえチケットの販売価格は安い方が望ましいでしょう。チケットを安く販売するには、チケット1枚あたりにかかる手数料等を考慮する必要が出てきます。
手数料を考慮する場合、委託販売型のサービスではどうしても1枚あたりの手数料が高くなってしまうため、セルフサーブ型のサービスがおすすめです。
コンサートのチケット販売では「S席」「A席」のような席の種別を設定する必要があります。反対に、自由席で販売したいときには、自由席での購入に対応したサービスを使う必要があるでしょう。
このときにチェックしたいのは、使おうとしているチケット販売サービスが「イベントに適した販売形態を選べるかどうか」です。
また、多数の販売形態に対応したサービスであればどのようなイベントでも幅広く使うことができます。
イベントには客席数や販売数の上限があるものなので、在庫を管理できるかどうかはとても重要です。在庫を確認できる販売システムの中でも、よりリアルタイムに、正確に確認できるものが望ましいでしょう。
在庫を確認できれば、売れゆきが順調でなかった場合に販促を行うなどして売れ残りが出にくいように対策できます。
また、支払状況も確認できるものであればさらに望ましいでしょう。
一度チケットを購入した顧客は、新規の顧客よりもイベント参加への抵抗が少ないです。したがって、この顧客をいかにしてリピーターにできるかということが重要な課題でしょう。「また使いたい」と思える便利なサービスであれば、購入してもらえる確率が高まります。また、ユーザーに次回のイベントについてのメッセージを送信するなど積極的なアクションをおこすことで、さらに購入してもらえる確率が高くなるでしょう。
チケットfor LINE HybridではLINE公式アカウントを通してメッセージを送信できるので、次回の集客につなげやすいサービスといえます。
LINEはユーザー数が多いことや、メッセージ機能からリピーター獲得につなげやすいこと、集客に有効な機能がそろっていることから、デジタルチケットの販売に適したアプリケーションです。
イベント開催者、運営者の方は、LINEでのデジタルチケット販売をぜひ視野に入れてみてください。
上記でご紹介したように、LINEにはデジタルチケットの販売に最適な機能がそろっています。
LINE公式アカウントの連携でチケットを販売できるサービスとしておすすめしたいのが、チケットfor LINE Hybridです。
チケットfor LINE Hybridでは、LINE公式アカウントと連携して、LINEの友だち相手にチケットを販売できるという特徴があります。システム利用料を安く抑えてチケットを販売できるほか、在庫管理がしやすく、販売形態も自由に設定可能です。
LINE上でのデジタルチケットの販売を検討中の方は、ぜひチケットfor LINE Hybridをご利用ください。
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今回の記事では、デジタルチケットの作り方やセルフサーブ型チケット販売システムのメリットについてご紹介しました。
デジタルチケットはユーザーと販売者(イベント主催者)の両方に利点があるので、これを機にデジタルチケットの販売を検討してみてください。また、チケットを販売する際に使うサービスについては、イベントの規模や何を重視するかによって、自身に適したものを選びましょう。
チケットfor LINE Hybridはデジタルチケットの販売・集客に必要な機能を豊富にそろえておりますので、ぜひご検討ください。