イベント告知・集客にインスタグラムを活用しよう!メリットや注意点を紹介

現代社会において、イベントはさまざまな分野で開催されています。イベントの目的は、商品やサービスの宣伝、新規顧客の獲得、既存顧客との関係維持など多岐にわたるでしょう。そのようなイベントを成功させるためには、効果的な告知が欠かせません。そこで注目されているのが、インスタグラムを活用したイベント告知の手法です。
本記事では、インスタグラムがイベント告知に適している理由や、注意点を紹介します。
SNSを上手に活用することで、イベントの集客力アップや認知度向上が見込めます。ぜひ参考にしてください。
インスタグラムはイベント告知に適した特徴がある
インスタグラムは写真や動画の投稿、共有に特化したSNSです。視覚的なコンテンツが魅力的なイベントの内容を伝えるのに適しています。また、以下のような特徴もイベント告知に役立ちます。
- ハッシュタグ機能でイベント情報を簡単に拡散可能
- ストーリーズ機能で最新情報をリアルタイムで発信できる
- 位置情報機能でイベント会場周辺のユーザーにも告知できる
さらに、利用者層は若年層が多いため、若手世代をターゲットにしたイベントの告知に有効活用できます。
イベント告知にインスタグラムを活用するメリット
イベント告知にインスタグラムを活用するメリットは複数あります。以下のメリットについて詳しく見ていきましょう。
- 若年層をターゲットにできる
- 写真や動画でイベントをわかりやすく伝えられる
- 位置情報を活用した告知が可能
このようにインスタグラムはイベント告知に適した機能を多数備えており、活用することで集客力が大きく向上するでしょう。
若年層をターゲットにできる
インスタグラムは若年層へのアプローチに適したプラットフォームです。
理由としては、以下の3点が挙げられます。
- Z世代はSNSネイティブ世代:SNS上で情報を受発信することに慣れており、インスタグラムを日常的に利用しています。インスタグラムで情報発信することで、確実に若年層に情報を届けられます。
- 拡散力がある:若年層はSNSで情報を「共有・拡散」することに対するモチベーションが高い世代です。インスタグラムで発信した情報がSNSで拡散されやすいといえます。
このように、インスタグラムはZ世代をはじめとする若年層へのアプローチに最適なプラットフォームであることがわかります。
写真や動画でイベントをわかりやすく伝えられる
イベントの魅力を視覚的に伝えるには、写真や動画を活用するのが有効です。単なる文字情報よりも、印象に残りやすく理解が深まるでしょう。
例えば、過去のイベントの様子を写真で示すと、参加者の雰囲気や会場の様子がわかりイメージしやすくなります。動画では実際の音声やBGMを挿入できるので、よりリアルな臨場感が味わえるでしょう。文字だけでは伝えきれない情報が盛り込めるのもメリットです。
このように写真や動画を上手く活用すれば、イベントの魅力を伝えるのに大いに役立ちます。
位置情報を活用した告知が可能
インスタグラムでは、位置情報を利用したターゲティング広告配信が可能です。ユーザーの現在地や移動履歴などの位置情報データから、特定のエリアにいる人々に対して広告を配信できます。例えば、以下のようなターゲティングが期待できます。
- イベント会場周辺にいる人に配信
- 大学キャンパスにいる大学生に配信
- 鉄道沿線エリアの居住者に配信
- 世帯収入などの属性でセグメントした居住地域に配信
このように、イベントの対象者層の居住地域や行動範囲などを考慮して、より効果的にリーチできる可能性があります。
インスタグラムでイベントを告知する前の準備
インスタグラムでイベントを効果的に告知するための準備として、以下の4点が重要です。
- ビジネスアカウントへの切り替え
- イベントの目的や目標の設定
- ターゲット層の特定
- 参加のハードルを下げる工夫
以上のポイントを詳しく見ていきましょう。
ビジネスアカウントへの切り替え
イベント告知でインスタグラムを使用する際は、個人アカウントからビジネスアカウントに切り替えましょう。
インスタグラムアプリの「設定」>「アカウント」>「アカウントの切り替え」から、簡単に切り替えができます。切り替えの手順は以下の通りです。
- アカウント種別の選択で「クリエイター」または「ビジネス」を選択
- Facebookページを持っている場合はリンクを設定
- カテゴリの選択
- 連絡先の入力(メールアドレスや電話番号)
- 住所の入力
イベントの目的や目標の設定
イベントを企画する際に最も重要なことは「何のために」「誰のために」開催するのかという目的を明確にすることです。目的を明確にしたら、次にその目的に沿った大まかな目標を設定します。
インスタグラムでイベント告知をする際にも、目的に沿って適切な投稿をする必要があります。目的や目標がぶれているとターゲットの興味を引くような投稿にならない可能性もあるため、イベントの目的や目標は具体的に設定します。
ターゲット層の特定
ターゲット層の特定は、イベントの目的や目標から考えましょう。例えば、若年層をターゲットにしたイベントの場合は、「20代の学生や社会人」といった具体的なグループを設定します。企業が新製品のプロモーションを目的とするイベントであれば「新製品の潜在的な顧客層」などを想定しましょう。
ターゲット層を狭く絞り込むことで、適切な告知方法を見極められます。例として、下記のような表を作成し、ターゲット層に合わせてインスタグラムの投稿内容やハッシュタグを検討するのがおすすめです。
ターゲット層 |
投稿内容 |
ハッシュタグ例 |
20代学生 |
イベントの楽しさ |
#学生イベント #大学生 |
20代社会人 |
参加のメリット |
#社会人イベント |
このように、ターゲット層を特定することで、SNS上の告知をより効果的に行えます。
参加のハードルを下げる工夫
イベントの参加者を増やすためには、参加のハードルを下げることが重要です。参加のハードルを下げる工夫としては、以下のようなものが考えられます。
- 参加費の設定:高額な参加費は敷居が高くなりがち。初心者向けの場合は低額設定が望ましい。
- 開催日時の工夫:平日夜間や休日開催など、参加しやすい日時を選ぶ。
- 開催会場の選定:アクセスしやすい会場を選ぶ。オンライン開催も検討する。
- 参加の流れを具体的に説明する:参加の流れを事前に明示し、参加しやすい環境をつくる。
- 気軽な体験会の開催:本編に先立ち、気軽に参加できる体験会を開催する。
以上のような工夫で参加のハードルを下げることで、イベントへの参加を後押しできます。ただし、内容とのミスマッチには注意が必要です。
インスタグラムでの効果的なイベント告知の手順
イベントの告知にインスタグラムを効果的に活用するには、以下の手順を踏むことが重要です。
- 定期的な投稿による告知
- 複数のSNSを使った同時告知
- ハッシュタグの戦略的な活用
- キャンペーンの併用によるインセンティブ付与
- フォトスポットの設置
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
定期的な投稿による告知
イベントの告知にインスタグラムを活用する際、単発の投稿では集客効果が薄れる恐れがあります。そこで効果的なのが「定期的な投稿」です。
投稿のタイミングとしては、以下のような例が挙げられます。
- 1ヶ月前:イベントの概要を簡単に
- 2週間前:詳細情報(日時・場所・内容等)
- 1週間前:アクセス方法や服装などの補足
- 情報当日:会場の様子を実況形式で投稿
このように、段階を踏んでイベントへの関心を高める投稿を行うことが重要です。また、投稿時間帯にも気を配り、ターゲット層の行動パターンを意識した配信を心がけましょう。
定期的な情報発信を怠ると、フォロワーの関心が遠のいてしまう恐れがあります。イベントの集客に向けて、計画的な投稿運用を行いましょう。
複数のSNSを使った同時告知
イベントの告知は単一のSNSでは限界があります。そこで、効果的な方法として複数のSNSを使った同時告知が挙げられます。例えば以下のような展開がおすすめです。
- Instagram:イベントの雰囲気や内容を写真や動画でわかりやすく伝える
- X(旧Twitter):簡潔なテキスト投稿でタイムリーな情報発信
- Facebook:詳細な情報を掲載したイベントページの作成
このように、SNSごとの特性を活かしつつ、リーチできる層を広げましょう。また、SNSを横断したハッシュタグの活用で、キャンペーンの認知向上にもつながります。
ハッシュタグの戦略的な活用
イベント告知においてハッシュタグを上手に活用するには、以下の点に留意する必要があります。
- 人気のハッシュタグを使う:人気のハッシュタグを併用することで、より多くのユーザーの目に留まる可能性が高まります。例えば「#イベント」「#パーティー」などの一般的なタグを付与しましょう。
- SNSによって使い分ける:各SNSのユーザー層に合わせて、使うハッシュタグを使い分けるのも効果的です。例えばX(旧Twitter)は20代以下、Instagramは10代の利用が多いことから、ターゲット層に応じたタグの使い分けが賢明です。
- ユーザーに刺さるハッシュタグをつける:キャッチーでわかりやすい、ユーザーの共感を呼ぶハッシュタグを考えましょう。「#楽しすぎ注意」「#夢のような1日」など、イベントの雰囲気が伝わるものがおすすめです。
以上の点を意識して、積極的にハッシュタグを使うことをおすすめします。
キャンペーンの併用によるインセンティブ付与
イベント告知の際、キャンペーンを同時に行うことで参加者へのインセンティブを付与するのも有効な手段です。デジタルインセンティブとしては、デジタルギフト(QUOカードPayなど)、電子マネーやポイントなどが挙げられます。
特に、デジタルギフトはリアルタイムで賞品をプレゼントできるため、参加者の満足度が高まります。また従来の紙の景品と比べ、コストや手間を大幅に削減できるというメリットもあるでしょう。
参加者がSNS上で喜びの声を拡散する可能性も高く、結果としてイベントの告知効果が期待できます。
フォトスポットの設置
イベントや展示会では、フォトスポットの設置が集客力アップに効果的です。特に季節感のあるデザインならば、来場者の購買意欲向上や会場の賑わい演出にも一役買うでしょう。
フォトスポットを設置することで、来場者は写真を撮ってSNSに投稿します。SNSで拡散されることで、イベントの知名度アップや宣伝にもつながります。
インスタグラムでイベント告知する際の注意点
インスタグラムでイベント告知する際の注意点は以下の通りです。
- ハッシュタグは簡潔に
- スタッフの写真撮影スキル向上
- 信頼できるインフルエンサーの起用
- 問い合わせ先の明記
それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。
ハッシュタグは簡潔に
ハッシュタグは多用せず、投稿の内容に関連性の高いものを中心に、シンプルにまとめましょう。文字数の制限はありませんが、長すぎるハッシュタグはわかりにくく、検索性も下がりがちです。例えば、イベントの場合は以下のようにシンプルにまとめると良いでしょう。
- #イベント名 #開催場所 #ジャンル
キャンペーンなどでは、以下のようなハッシュタグを付けるのが効果的です。
- #キャンペーン名 #応募方法 #賞品
ハッシュタグが長すぎる場合は、適宜スペースを入れて読みやすくしましょう。
スタッフの写真撮影スキル向上
インスタグラムはビジュアル重視のSNSです。投稿する写真のクオリティが低いと、ターゲットの心を掴むことはできません。魅力的な写真や動画こそが、フォロワーの注目を集め、イベントへの関心を高める大きな要因となるでしょう。そのため、イベント告知の際は質の高い画像を投稿することが何より重要です。
インスタグラムの投稿をスタッフに任せる場合は、スタッフの写真撮影スキルを向上させる必要もあります。
具体的には、以下の点に気をつけてみましょう。
- 被写体のアングルやレイアウトを工夫する
- 適切な露出設定やホワイトバランス調整をする
- 編集ツールを活用して画像を補正する
- ライティングを意識した撮影をする
定期的な研修や撮影実習を行い、スタッフ一人ひとりのカメラ操作スキルと撮影ノウハウを高めていくことが大切です。高い撮影技術を身につけることで、インスタグラムでインパクトのある魅力的なイベント告知ができるようになるでしょう。
信頼できるインフルエンサーの起用
インスタグラムでイベントを告知する際、インフルエンサーを活用することで大きな宣伝効果が期待できます。ただし、適切なインフルエンサーを選ばないと、かえって逆効果となる可能性もあるため注意しましょう。
信頼できるインフルエンサーを選ぶポイントは以下の3点です。
- フォロワー数だけでなく、エンゲージメント率が高いこと
- ターゲット層と親和性があること
- イベント内容に合った経験値やスキルを持っていること
また、インフルエンサー起用の際は、事前に十分なコミュニケーションを取ることが大切です。イベントの趣旨やターゲット層、投稿内容のポリシーなどを明確に共有し、双方が同じ目線に立つことが重要です。
問い合わせ先の明記
問い合わせ先の明記は必須事項です。インスタグラムでのイベント告知にも、問い合わせ先は忘れずに明記しましょう。
問い合わせ先が記載されていないと、イベントに興味があっても来場を諦めてしまうこともあります。大きな機会損失となるため、問い合わせ先やイベントの開始時間、開催場所、料金などの基本情報は必ず記載しましょう。
イベント告知にSNSは欠かせないツール
近年、SNS(SocialNetworkingService)は、イベント告知においても重要な役割を担っています。SNSは、以下のような特徴を持っています。
- 多くの人が利用しており、幅広い層にリーチできる
- 写真や動画での視覚的なアピールが可能
- ターゲットを絞った告知ができる
- リアルタイムの情報発信や対話ができる
このようにSNSは、イベントの認知度向上や参加者の集客に大きく貢献します。特に写真や動画を使ったわかりやすい告知は、興味関心を高める効果があります。
イベント主催者は、投稿内容を吟味し、ハッシュタグを活用するなどして、戦略的なSNS運用を心がけましょう。SNSを最大限活用することで、イベント告知の大きな武器となります。
イベント告知を成功させるなら「チケットfor LINE Hybrid」
「チケットfor LINE Hybrid」は、LINEの公式アカウントと連携したデジタルチケット販売システムです。最後に、「チケットfor LINE Hybrid」の特徴をご紹介します。
- LINEで簡単にチケット購入・受け渡しができる:LINEの公式アカウントから直接チケットを購入でき、LINEのトーク画面で受け渡しができます。ユーザーの購入プロセスが非常にスムーズになります。
- リマインド機能でイベント当日の誘導が可能:イベント当日の日時に自動でリマインドメッセージが送られるため、ユーザーがイベントを忘れずに参加できます。
- アンケート機能で参加者の声を収集できる:イベント前後にアンケートを実施でき、参加者の満足度などを把握できます。次回のイベント改善に役立てられます。
- データ分析機能で効果測定が可能:チケット販売データやユーザー属性、行動データなどを分析でき、告知活動の効果を測定できます。
このように「チケットfor LINE Hybrid」を活用することで、インスタグラムでのイベント告知と実際のイベント運営を円滑に連携させることができます。SNSでの告知だけでなく、イベント全体の質を高められるツールとしても有用です。
デジタルチケットの販売システムを導入したい方は、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
インスタグラムを活用すれば、イベントの告知・集客に大きな効果が期待できます。ターゲット層の特定、投稿の頻度、ハッシュタグの活用、キャンペーンの併用など、さまざまな施策を組み合わせることで、より多くの人々にリーチできるでしょう。一方で、写真・動画の品質向上やインフルエンサー起用など、注意点もあります。
インスタグラムを上手く活用することで、多様な層へのリーチとイベントの魅力的な情報発信が可能です。今回ご紹介したポイントを参考に、集客を成功させましょう。
チケットfor LINE Hybird概要資料
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特長や機能など1つの資料に集約しています。
チケットfor LINE Hybirdに関するすべての情報を1冊にまとめた資料です。チケットfor LINE Hybridの機能や活用事例を紹介しています。