屋外での熱中症対策とは?個人・企業別にできる効果的な暑さ対策を解説
コラム
営業時間 09:00~17:00(土日祝日除く)
所在地 |
東京都千代田区神田錦町3-20錦町トラッドスクエア 14階 |
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事業内容 |
3人制バスケットボールプロリーグ「3x3.EXE PREMIER」の運営 など |
URL | https://www.xsmktg.com/ |
試合に誰もが気軽に立ち寄れるスタイルで新たなファン層を広げる一方、有料席のチケット販売に課題を抱えていました。
今回は、リーグの運営をご担当されているY様に、LINEを活用したチケット販売サービス「チケット for LINE Hybrid」を導入した背景とその効果について、詳しくお話を伺いました。
Y様は、小学生の頃からバスケットボール部に所属。現在は3人制バスケットボールのプロリーグ「3x3.EXE PREMIER」事務局としてチームオーナーへの対応やチームの契約周りなどの運営に携わりながらも、様々なサービス対応や認知拡大に尽力されています。
1.チケットfor LINE Hybrid 導入前の課題
2.チケットfor LINE Hybrid 導入の決め手
3.チケットfor LINE Hybrid 導入後の変化
4.今後の展望
5.取材を終えて
ー「チケットfor LINE Hybrid」を導入される前の状況についてお聞かせください。
基本は「3x3.EXE PREMIER」は観戦無料なのですが、ファンの方のためにコートサイドの有料席を50席ほど用意しています。その席について、以前は一般的なECサイトでチケットを販売していたのですが、ECサイトではお客様が座席を選ぶ際に、座席表の画像と、座席番号を選ぶプルダウンが分かれていたため「視覚的に分かりにくい」という問題がありました。お客様は座席表と購入画面を行ったり来たりする必要があり、お客様の使い勝手があまりよくないため、使いやすいチケットサービスを検討していました。
3x3.EXE PREMIE 有料席の様子
ー運営側でも課題を感じていたことはありますか?
運営面では、イベント当日の入場管理に課題がありました。お客様にはECサイトの購入完了メールの画面を提示していただいていたのですが、スマートフォンの小さな画面で、メール内容を確認する作業は、お客様にもスタッフにも負担でした。特に、当日の運営はアルバイトやボランティアの学生さんにお願いすることも多いため、誰でも簡単に、そして正確に確認できる仕組みが必要だと感じていました。
3x3.EXE PREMIER 開催時の写真
ー新しいチケットシステムの導入を検討されたきっかけと「チケットfor LINE Hybrid」を選んだ決め手を教えてください。
ちょうど公式LINEアカウントを立ち上げる話が進んでいたことが、大きなきっかけです。「ファンの方々が普段から使っているLINEで、情報収集からチケット購入まで完結できたら、非常に利便性が高いのではないか」と考えました。
そこで、「LINE チケット」といったキーワードで検索したところ、こちらのサービスがヒットしました。決め手はいくつかあるのですが
これらの理由から、私たちの課題を解決する最適なサービスだと判断し、導入を決めました。
ー導入後、お客様やスタッフの皆様にどのような変化がありましたか?
お客様にとっては、チケット購入が圧倒的にスムーズになったと思います。座席表を見ながら、空いている席を直感的にタップするだけで購入画面に進めるので、ストレスなくお気に入りの席を選んでいただけていると思います。
また、LINEでチケットを簡単に譲渡できる機能も非常に喜ばれています。以前は一度購入するとキャンセル・返金対応が必要で、双方にとって手間がかかっていました。今は、急遽行けなくなった場合でも、ご友人などにLINEでQRチケットを送るだけで譲渡が完了します。お客様の利便性が格段に向上したと感じています。
運営側のメリットも非常に大きいです。まず、管理画面でリアルタイムにどの席が売れているのかを座席表で視覚的に把握できるようになりました。以前は売れた枚数は分かっても、どの席が売れたのかは手動で確認する必要があったので、これは大きな進歩です。
そして、当日の入場管理は、専用の管理アプリでQRコードを読み取るだけなので、本当に簡単になりました。イベント当日に初めて操作するアルバイトスタッフでも、迷うことなくスムーズに対応できています。購入完了メールを確認していた頃と比べ、運営オペレーションが劇的に効率化されました。
ー今後はどのように「3x3.EXE PREMIER」を広めていきたいですか?
3x3.バスケットボールはまだ競技の認知度が低く「ゼロからイチ」で新たなファンを獲得していくことが大きな課題だと認識しています。 そのための取り組みとしては、まず地域メディアとの連携を強化しています。地方開催が多い特性を活かして、事前に告知で取り上げていただいたり、事後に大会レポートを掲載していただいたりと、地元メディアさんに協力いただいています。自社メディアからの発信だけでは限界があるため、メディアとの連携は重要な課題だと考えています。
ー実は私も「3x3.EXE PREMIER」を実際に見たことがありませんでした。ぜひ「3x3.EXE PREMIER」の魅力を教えてください。
多くの選手が会社員と兼業している「デュアルキャリア」であり、ファンにとって身近な存在です。また、オープンスペースでの開催という特性上、選手がコートの周りを歩いていることも多く、サインや写真撮影が気軽にできるなど、ファンとの距離が非常に近いのが特徴ですね。他のプロスポーツでは特別な一部の人しかできないような体験が、3x3では日常的に可能です。推し活もしやすい環境ですね。
また、有料のコートサイド席は、コートから50cm〜1mという非常に近い距離に座席があります。目の前で迫力ある試合を観戦できるというのは、大きな魅力だと思います。
3x3.EXE PREMIER 選手との交流の様子
ー今後「チケットfor LINE Hybrid」に期待することは何ですか?
基本的な機能には非常に満足しています。今後は、さらに使いやすさを追求し、例えば会場の座席図を作成する際の機能が、より改善されると嬉しいです。使い始めたからこそ見えてくる細かな要望もありますので、今後もフィードバックさせていただきながら、より良いサービスになることを期待しています。
クロススポーツマーケティング株式会社様の運営する「3x3.EXE PREMIER」の魅力は、選手とファンの「距離の近さ」にあります 。オープンスペースでの開催、試合後の選手との交流、そして目の前で繰り広げられる迫力のプレー 。今回の取材を通して、その魅力を最大限に引き出すために、裏側では様々な工夫と努力がなされていることを実感しました。
クロススポーツマーケティング株式会社様の抱えていた課題、チケット販売の分かりにくさや当日の煩雑な入場管理といった課題を「チケットfor LINE Hybrid」が解決し、よりスムーズで快適な観戦体験の提供に貢献できたこと、私たちも大変嬉しく思います。
初期費用を抑えながら、顧客満足度の向上と運営のDX化を両立できる「チケットfor LINE Hybrid」。イベントの規模に関わらず、チケット販売に課題を抱えるすべての主催者様に寄り添うサービスとして、さらに機能改善を進めてまいります。
クロススポーツマーケティング株式会社様のさらなるご発展を祈念いたします。
この度は貴重なお話をありがとうございました。
チケットfor LINE Hybird に関するすべての情報を1冊にまとめた資料です。
チケットfor LINE Hybrid の機能や活用事例を紹介しています。