ロイヤルカスタマーとは?優良顧客との違いと育成方法をわかりやすく解説
コラム
営業時間 09:00~17:00(土日祝日除く)
所在地 | 〒089-0563 北海道中川郡幕別町字千住180番地1 |
---|---|
公式サイト | https://m100.jp/ |
この度「チケットfor LINE Hybrid」をご利用いただいたまくべつ町民芸術劇場の岡本様に、導入前の課題から導入後の効果、そして今後の期待について、お話を伺いました。
岡本様は、まくべつ町民芸術劇場様にて、コンサートや演劇などの企画制作や当日までの準備、広報など、鑑賞型事業の企画運営をご担当されています。
1.チケットfor LINE Hybrid 導入前の課題
2.チケットfor LINE Hybrid 導入の決め手
3.チケットfor LINE Hybrid 導入後の変化
4.チケットfor LINE Hybrid に期待すること
5.取材を終えて
ー弊社の「チケットfor LINE Hybrid」を導入される前は、チケット販売に関してどのような状況でしたか。また、どのような課題を感じていらっしゃいましたか。
これまでは実券販売のみ行っていました。紙に印刷したものを、市中のプレイガイドに配券して販売する形ですね。また、一部の公演のチケットについては、チケットぴあさんやローソンさんに委託することもありました。
イベントは年間30〜40本、平均して月2~3本の公演を行っているのですが、時期によっては4〜5つの公演が重なることもあります。イベントが増えるにつれて、売り場に並ぶチケットの物理的なスペースの問題や、管理場所の圧迫が課題となっていました。また、チケットの取り間違いも発生していましたね。お客様に渡したチケットが購入予定のものと異なることで、トラブルになるケースもありました。
システム導入後は、パソコン上でデータを管理し、確認しながら必要なチケットを印刷する形になったため、これらのトラブルが大幅に減少したと実感しています。座席表を見てしっかり確認できるようになったため、公演の取り間違いだけでなく座席の取り間違いも大幅に改善されました。
ーお客様からチケット販売についてのリクエストなどもありましたでしょうか。
こちらはまだまだ、都会のようにデジタルチケットが浸透している地域ではありませんので、お客様からチケットレスのシステムを採用してほしいなどのリクエストは特にありませんでした。
ーそうした課題を抱える中で、弊社のシステムを導入する決め手となったポイントは何だったのでしょうか。
費用的なこともそうですし、あとは座席が選べるところですね。大手プレイガイドさんだと、お客様が座席を選べない形が多いので。これだけ低価格のシステムでそういったサービスをお客様に提供できるというのは非常に優秀だなと思ったので、そこが決め手の1つです。
あとは、インターネットに繋がっていたらどこからでも買えるというのが便利です。全国から購入してもらうことが可能ですので、遠方からのお客様も来やすくなったと思います。これまで市中町内でプレイガイドのみで販売していたときは、電話での取り置きや代引きサービスも行っていましたけれども、これらの手数料はお客様負担になってしまいます。今回のシステム導入で、チケットを購入する際の手数料もかなり減りましたので、お客様的には本当にチケットを購入しやすくなっていると思います。
ほかには、チケット販売の機動性も魅力です。他の委託先を通すと、この公演のチケットを販売したいとか、こっちの公演のチケットは販売を取り下げたいとか、ここは売り止めにしたいといった融通が効かないところがあるんです。その点、チケットfor LINE Hybridは、配券から戻ってきたチケットをすぐにパッと再販売に出せるところが良いです。業務が簡素化されたのをとても実感するので、それが使ってていいなと思う点ですね。
ー他社製品との比較はされましたか?
1年前に見たものとの比較ぐらいですかね。北海道にあるいくつかのホールさんで他社製品を使っていらっしゃるところがあるのですが、それは票券管理だけではなくて予約システムも一緒になって運用するものだったんです。うちは既に独自開発した予約システムがあるので、そちら側に手をつける必要はありませんでした。票券管理機能のみがあるシステムが良かったので、チケットfor LINE Hybridに行きつきました。もう見た瞬間これがいいなと思ったので、あまり他社製品との比較はしていないです。
導入する1年ほど前から、こういったシステムから発券して紙チケットを持たないでそのままインターネットでお客様に買ってもらえるというシステムがあるのは知ってました。ただ、それは他社のサービスで、イニシャルコストがかなりかかるものだったんです。システム導入にかかるコストが100万円単位の見積もりで出てきたので、なかなかこれだとちょっと導入するのが難しいなと思っていました。
それから1年ほど経過した頃に貴社のカタログが目に留まったんです。導入コストもかからないし、ランニングのコストの部分が、委託してた他社さんに支払う手数料よりも安い金額だったので、これだったらかかる費用も今まで使っていたものとそんなに変わらないし、こういうシステムを導入できるんだったらいいよねということで、決済を取って導入したという流れです。
ーチケットのDX化が進む昨今ですが、やはり初期費用が導入の障壁ですよね…。弊社のチケットシステムを見つけてくださりありがとうございます。実際にシステムを導入されてからのイベント運営はどのように変化しましたか。
電子チケットの導入で一番変わったと感じるところは、お客様がチケットを買いやすくなったことですね。窓口で紙チケットを購入するお客様がだんだん減ってきていて、受付業務の負担が軽減されています。最初は電子チケットに関する問い合わせがたくさんありましたが、今ではそれも少なくなりました。
お金の管理の面でも、数字的なところで売上の計算などが自動化されるので、経理担当者の業務も簡素化され、非常に助かっています。うちのような小さい施設は時間や人の数も限られているので、これは本当にありがたいことです。
最近は感染症対策についてそんなに指導はありませんが、できるだけ接触を避けたいお客様もいらっしゃると思います。電子チケットの導入で入場がスムーズになりましたので、その辺も改善されて良かったかなと。800人のお客様を紙チケットで入場させようとすると、30分ではとても足りないんですよ。開場時間は開演30分前で設定するのが定石なのですが、紙チケットを扱っていたときはヒヤヒヤものでしたね。「満席の公演ではもう15分ぐらい開場時間を早めてくれ」なんていう相談もしていました。もぎりスタッフは2人配置するのですが、端末さえ持ってれば3人でも4人でも受付ができるので、公演によって臨機応変に対応できるようになったのも助かっています。
また、システム導入がきっかけで新規作成した公式LINEも、イベント後のPRに役立っています。チケット購入時のLINEのお友だち登録を利用して、イベント後にさらにセールスができるという点は、紙チケットを販売していたときにはできないことでした。昔はメールマガジンを導入していたのですが、新しい公演情報をLINE1つでPRできるのは簡単で重宝しています。
システムの中身を全て把握した上で導入した訳ではないのですが、結果的に導入して良かったです。この「チケットレス」というものが、 QRコードでお客様の入場管理をするということは分かっていたのですが、それ以外のところについてはほとんど知識がありませんでした。
実際に使ってみて、実践しながら、こういう風にも使える、こうやれば便利だね、というような具合で、導入してから学んでいったことが多かったです。
ーありがとうございます。当日に何か苦労されたことはありましたか。
高齢者の多い地域ということもあり、高齢者向けのイベントが多かったりしますから、チケット販売をこのシステムで初めて行ったときに、皆さんに理解してもらうのに難を要した部分がありました。
あとは、お客様からの問い合わせへの対応ですね。LINEの操作方法や購入方法はもちろん、アカウントの友達登録の仕方など、機能に関する問い合わせもあったので、その対応について職員がしっかり理解しておく必要がありました。お客様には使用方法が記載された資料をメールで共有したのですが、導入する際にもっと勉強しておけばよかったなと。
ただ、このようなシステムを導入している施設は北海道では本当に少なく、先進的な取り組みをしているねという評価は非常に高かったです。他の会館さんから視察に来る方もいたので、たくさんお勧めしておきました。
ーそれでは最後に、今後「チケットfor LINE Hybrid」に期待することをお聞かせください。
システムに関して言うと100点です。導入の際に分からないことも少しありましたが、そういったところはしっかり営業の小蕎さんにサポートしていただきました。私のようなシステム的なことを全然理解してない素人でも、こうしたサービスをお客さんに提供できるようになったので、導入して良かったと思いますし、実際のチケット販売もスムーズになっています。そして、取り違いなどのトラブルも減っている。在庫管理もしやすい。当日の入場もスムーズで、本当に時間短縮になりました。
このシステムの操作性にどんどん慣れて、色んな機能を使いこなせるようになれば、すべてが良い方向に回っていくと思います。総合的に言うと非常に使いやすいシステムだと思っていますので、これからも利用を続けていきたいと思います。
お客様データの活用もできると嬉しいですね。チケット購入の際にお友だち登録していただくので、もちろんLINEでの告知はできるのですが、今後の PR に繋げられると便利だなと思いました。たとえば、お住まいのエリアやご年齢など。今後の事業の際に、このイベントはこの年齢層をターゲットにしようと企画したときに、そこに直接的にアプローチできるようにしたいですね。
ー嬉しいご感想ありがとうございます。さらに使いやすいサービスを目指し、サポートしてまいりますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
幕別町の人々にさまざまな文化芸術を届けるまくべつ町民芸術劇場様。
素晴らしい鑑賞型事業の発信地で、チケットfor LINE Hybridがお役に立てて大変嬉しく思います。今後もイベント運営を円滑にサポートできるよう、引き続き連携を密に、システムの改善と発展に努めてまいります。いただいたご意見は今後のアップデートに反映できるよう尽力してまいりますので、引き続きご相談いただければと思います。
まくべつ町民芸術劇場様のさらなるご発展を祈念いたします。
この度は貴重なお話をありがとうございました。
チケットfor LINE Hybird に関するすべての情報を1冊にまとめた資料です。
チケットfor LINE Hybrid の機能や活用事例を紹介しています。