LINEでできるプロモーションとは?LINEの機能や活用法を紹介
家族や友人と連絡を取るためのツールとして人気があるLINE。最近では、企業がユーザーとのコミュニケーションに活用するケースも増えつつあります。そんなLINEには、集客や広告、販促の目的に合ったプロモーションを行える機能やサービスが備わっています。
本記事では、プロモーションにつなげられるLINEの主な機能や、LINEを利用するべき理由などを解説します。
LINEユーザーとのコミュニケーションやプロモーションの展開を考えている方や、LINEを活用してユーザーにアプローチしたい方などは、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- LINEでできるプロモーションとは
- プロモーションにつなげられるLINEの機能
- プロモーションにLINEを利用すべき理由
- LINEでチケット販売するならチケット for LINE Hybrid
- まとめ
LINEでできるプロモーションとは
まずは、LINEでできるプロモーションの種類を紹介します。
- 集客
LINE公式アカウントに友だち登録で集客が可能です。 LINEは毎日のコミュニケーション手段として利用されており、年齢や性別を問わず多くの利用者数が存在します。また、LINEプロモーションスタンプを活用した集客も可能です。
- 広告
LINEが提供するサービス「LINEマンガ」や「LINE NEWS」などにデジタル広告を掲載することが可能です。 LINEはサービスごとにユーザー属性が異なるため、ターゲットの属性に合わせた広告展開ができます。
- 販促
LINEには販売促進に活用できるさまざまな機能やサービスがあります。販促メニューには、デジタルチラシを配信する「LINEチラシ」などが用意されています。アナログな販促と比較して、担当者の負担やコストの軽減が可能です。
このように、LINEではさまざまなプロモーションを行うことができます。集客や広告、販促ごとに適した機能がLINEにはありますので、以下で詳しく見ていきましょう。
プロモーションにつなげられるLINEの機能
プロモーションにつなげられるLINEの主な機能は、以下の8つが挙げられます。
- LINE公式アカウント運用
- LINE広告
- LINEプロモーションスタンプ
- LINEミニアプリ
- LINEチラシ
- LINEで予約
- LINEで応募
- LINEポイントAD
それぞれの機能を詳しく見ていきましょう。
LINE公式アカウント運用
LINE公式アカウントは、企業や店舗の規模に関係なく無料で始められるサービスです。
個人のLINEアカウントやメールアドレスを使用して公式アカウントを開設できるため、比較的簡単に始められるでしょう。LINE公式アカウントではユーザーへのメッセージ配信や1対1での会話、自動応答メッセージといった基本的な機能が利用できます。
LINE公式アカウントの運用には、主に「新規ユーザーの獲得」や「既存顧客とのコミュニケーション」などの目的が挙げられます。LINE公式アカウントの運用を成功させるには、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 運用の目的を明確にする
- 顧客ニーズに合わせたターゲット選定をする
- 目的に合わせたKPIを設定する
- 運用体制を整える
- 目的に合った料金プランを選定する
LINE広告
LINE広告は、LINE上に広告を掲載するための広告配信プラットフォームです。LINE内のトークリストの上部などに表示されるLINE NEWSや、タイムラインなどのLINE配信サイトなどに広告が掲載されます。
LINE広告の魅力は、人口の7割以上が利用するという圧倒的な牽引力です。広告商品にはユーザー属性やLINE内の行動履歴に基づいて、ユーザーをセグメント化して広告を配信する「オーディエンスセグメント配信」や、特定のアクションを起こしたユーザーに広告を配信する「オーディエンス配信」などがあります。
参考:日本発の世界第三極へ。アジアで広がるLINEのハイパーローカライゼーション戦略とは|Zホールディングス株式会社
LINEプロモーションスタンプ
LINEプロモーションスタンプは、LINEユーザーがコミュニケーションを図る際に使用するスタンプを企業のプロモーションとして無料などで提供する方法をいいます。LINEのコミュニケーションにおいてスタンプは重要な役割を果たしており、LINEの調査によると約8割のユーザーが1日1回以上スタンプを利用しています。
プロモーション スタンプは企業やブランドの認知度を高め、ファンを拡大するために効果的な方法です。しかし、導入には費用がかかり、スポンサードスタンプ8種類で3,500万円(税別)、16種類で4,000万円(税別)と、膨大なコストがかかることには注意してください。
LINEミニアプリ
LINEの中に自社独自のWebアプリを組み込むことができる機能が「LINEミニアプリ」です。
LINEミニアプリはLINE内で予約や注文、支払い、会員カード提示などを簡単に行うことができ、LINE内にあるのですぐに起動できてユーザー側の利便性が高くなります。一方、企業側にとってもネイティブアプリより低い開発コストで便利なサービスを提供できるようになります。
また、LINEミニアプリを使用すればユーザーから行動データを取得することが可能です。この行動データをユーザーアカウントデータと連携させることで、メッセージ配信や広告など、さまざまなマーケティング施策に活用できます。
LINEチラシ
LINEチラシはユーザーの興味や生活エリアに応じて、チラシやDM(ダイレクトメール)を配信するサービスです。2019年10月にスタートし、ユーザー数は1,500万人を超えています。
LINEチラシには、以下の特徴があります。
- チラシは3種類から選択可能
- お気に入り登録機能でロイヤル顧客に訴求
- LINEクーポンとの連携
- さまざまなレポート機能で効果測定がしやすい
- ユーザー特性に合わせた広告配信
LINEで予約
「LINEで予約」は、LINEのプロフィールや店舗情報ページから予約ができる機能です。LINEのトーク機能からの自動予約、LINE公式プロフィールからの即時予約ができます。
「LINEで予約」では予約時に受け付けた情報を顧客情報として管理し、分析することで顧客獲得や販促につなげられます。 また、登録しているお客様に対して定期的に連絡をとることで集客を図り、予約しやすいしくみづくりの創出にもなるでしょう。
LINEで応募
「LINEで応募」は、LINE上でキャンペーンを完了できるサービスです。キャンペーンや懸賞に参加してポイントを付与したり、特定の製品を購入したユーザーにクーポンを配布したりできます。
「LINEで応募」は企業のブランド認知向上や購買促進、CRMを実現するための販促施策として活用されることが多いです。キャンペーンはオンラインで実施できるため、店頭での煩雑な手続きは不要です。
LINEポイントAD
LINEポイントADは、条件を満たしたユーザーにLINEポイントの付与が可能です。
LINEポイントは、LINEの各種サービスの利用やLINE公式アカウントの友だち追加などで獲得でき、スタンプや着せかえに換えられるコインやLINE Payのコード決済で利用できます。ユーザーにLINEポイントを付与することで、新規ユーザーの獲得やサービスの認知度向上が望めるでしょう。
プロモーションにLINEを利用すべき理由
LINEは日本国内の月間アクティブユーザー数が9,500万人であり、国内SNSで利用者数が最も多いといわれています。利用している方が多いため、企業がLINEを使って情報発信すれば多くの顧客にキャンペーン情報などが届けられます。
ここでは、プロモーションにLINEを利用するべき理由を3つ紹介します。
ユーザー数の多さ
LINEの利用者数が多いことがプロモーションに適している理由の一つとして挙げられます。
上述したようにLINEは他のSNSと比べてユーザー数が多く、次に多いX(旧Twitter)の利用者数4,500万人と比較しても2倍以上の差があります。
また、LINE利用者の年齢層も幅広く、他にSNSをやっていないというような方でもLINEを利用している可能性が高いです。
その結果、新規顧客を獲得できる可能性が高くなるため、効率的な集客や認知度拡大が行えるでしょう。
参考:2023年12月更新!性別・年齢別 SNSユーザー数(X(Twitter)、Instagram、TikTokなど13媒体)|Gaiax
コストの低さ
LINEがプロモーションに適している理由として、導入コストや運用工数などが削減できることも挙げられます。LINE公式アカウントは無料で開設ができるため、少額の予算でもすぐにアカウント開設を始められます。
また、施策や利用するサービスなどに応じて、人件費や工数を削減しながら広告施策を実施することも可能です。 LINEのトーク画面を使用した情報発信がメインであれば、1〜2人などの少人数でもプロモーションを行えます。
さまざまな施策を連携できる
さまざまな施策と連携しやすいのも、LINEでのプロモーションをおすすめできる理由の一つです。
LINEは幅広いサービスを提供しているのでさまざまな施策をLINE上で連携することが容易であり、集客や広告、販促などの目的に合わせたプロモーションを行えます。
さまざまな施策と連携すれば相乗効果が生まれ、より良いプロモーション展開に結びつくでしょう。
LINEでチケット販売するならチケット for LINE Hybrid
「チケットfor LINE Hybrid」とは、株式会社ICが開発したチケット販売・管理システムです。LINEのプッシュ通知によるプロモーションや、施設の管理から入場管理までを一元化できます。
最後に、チケット for LINE Hybridの特徴を3つ紹介します。
電子チケットの販売システムを導入したいとお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。
LINEを使って広告費を大幅に削減
「チケットfor LINE Hybrid」は、LINEのタイムラインやトーク機能を使用したプロモーションに対応しているため、広告宣伝費を大幅に削減できます。
初期導入費や月額固定費は0円でコストは販売手数料だけであり、専用機器などは必要ありません。最低契約期間は原則1年間ですが利用しなかった月は費用が発生しないので、月によってばらつきがあるという場合でも安心でしょう。
QRコードでスムーズな入場が可能
「チケットfor LINE Hybrid」はチケットがすべてQRコードで発行されるため、非接触で入場するときの受付ができます。スマートフォンやタブレットなどに表示されたQRコードや印刷されたQRコードを認証機にかざすことで入場することが可能です。そのため、チケットのもぎりなどの作業を大幅に削減するとともにスムーズな入場を促せるでしょう。
施設の管理から入場管理までを一元化
「チケット for LINE ハイブリッド」では、チケット販売から入場管理まで5ステップで登録が可能です。
- STEP 1 簡単な操作で自由に座席表を作成します。
- STEP 2 公開予定の情報を管理します。
- STEP3 窓口・Webサイト・プレイガイド配券など、複数媒体での販売を簡単に管理します。
- STEP4 LINEと連動したチケット販売も可能です。
- STEP5 QRコードで発券したチケットで非接触入場が可能です。
その他にもあらゆる販売状況を一元管理できるため、業務の効率化も図ることができます。
まとめ
LINEでは、目的に合わせたプロモーションを実現するためのさまざまな機能やサービスを豊富に提供しています。また、アクティブユーザーが多くいるので、他のSNSに比べてプロモーション効果を高めやすいです。
LINEを上手に活用して、知名度アップや集客につながるプロモーションを実現してみてはいかがでしょうか。
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