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プレイガイドとは?仕組みやサービス内容をご紹介

プレイガイドとは?仕組みやサービス内容をご紹介

コンサートやイベントのチケットを購入する際、プレイガイドを利用したことはありませんか?プレイガイドとは、チケットの販売を代行してくれるサービスのことです。

プレイガイドを利用することで購入者はチケットを簡単に購入することができ、主催者側もチケットの販売管理を任せることができるので、イベントの運営がスムーズになるというメリットがあります。

本記事では、プレイガイドの仕組みやサービス内容について詳しく解説していきます。イベントのチケット販売を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

プレイガイドとは

プレイガイドとは、イベントやコンサートなどのチケット販売を専門に行う会社やサービスのことを指します。主要なプレイガイドとしては、チケットぴあ、e+(イープラス)、ローチケなどが挙げられます。

まずはプレイガイドの種類やチケット販売の流れなどをご紹介します。

 

プレイガイドの種類

プレイガイドには、大きく分けて3つの種類があります。

 

  1. 大手プレイガイド:チケットぴあ、e+(イープラス)、ローチケなどが該当します。これらのプレイガイドは、全国的に知名度が高く、多様なジャンルのイベントチケットを取り扱っています。大規模なシステムを備えており、販売力が高いのが特徴です。
  2. 地域密着型プレイガイド:特定の地域に特化したプレイガイドで、地元のイベントや公演を中心に扱っています。地域に根ざしたネットワークを活かし、きめ細やかな対応が可能です。
  3. 専門ジャンル別プレイガイド:特定のジャンルに特化したプレイガイドです。例えば、クラシック音楽に特化した「チケットスイート」、演劇に特化した「カンフェティ」などがあります。専門性の高いスタッフが在籍しており、ジャンルに合わせたサービスを提供しています。

 

各プレイガイドには、それぞれの強みと特徴があります。イベントの規模やジャンル、ターゲット層などを考慮して、適切なプレイガイドを選ぶことが重要です。

 

チケット販売の流れ

プレイガイドを利用したチケット販売の流れは以下の通りです。

 

  1. イベント主催者がプレイガイドにチケット販売を委託:イベント主催者は、プレイガイドとチケット販売に関する契約を結び、販売方法や手数料などの条件を取り決めます。
  2. プレイガイドがチケット販売ページを作成:プレイガイドは、イベントの情報をもとにチケット販売ページを作成します。このページには、イベントの日時、会場、チケット価格、座席情報などが掲載されます。
  3. チケット販売開始:設定された日時になると、プレイガイドのウェブサイトやアプリ、電話予約、店頭販売などを通じてチケットの販売が開始されます。
  4. 購入者がチケットを購入:購入者は、プレイガイドの販売ページからチケットを選択し、支払いを完了します。支払い方法は、クレジットカード決済、コンビニ決済、電子マネー決済などが一般的です。
  5. チケットの発券:購入者は、指定された方法でチケットを受け取ります。発券方法には、QRコードの表示、チケットの自宅への郵送、コンビニでの発券などがあります。
  6. イベント当日のチケット確認:イベント当日、スタッフがチケットの確認を行います。QRコードの読み取りや、紙チケットの目視確認などにより、チケットの有効性を確認します。
  7. イベントの開催:チケットの確認が完了した後、購入者はイベント会場に入場し、イベントを楽しむことができます。

 

以上が、プレイガイドを利用したチケット販売の一般的な流れです。プレイガイドを利用することで、イベント主催者は販売業務を委託でき、購入者は簡単で安全なチケット購入が可能となります。

 

手数料の仕組み

プレイガイドでチケットを購入する際は、手数料がかかります。 手数料は、チケット代金とは別に、プレイガイド運営会社へ支払われます。 

手数料の金額はプレイガイドによって異なりますが、この手数料はチケットの販売・管理にかかるシステム費用や人件費、店舗や発券機の運営費用などに充てられています。安全で確実なチケット販売を実現するためのコストと言えるでしょう。

 

プレイガイドのメリット

コンビニのレジで封筒に入ったチケットを受け取る人物

プレイガイドを利用することで、以下のようなメリットがあります。

 

  • 知名度がある
  • 自分で販売管理する必要がない
  • 購入者にとっても便利

 

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

 

知名度がある

大手プレイガイドは知名度が高く、多くの人に認知されています。プレイガイドは長年の実績とノウハウを持ち、トラブル防止や適切な対応が可能です。また、セキュリティ対策や転売防止対策にも力を入れており、安全な取引環境が整備されています。これにより、購入者は安心してチケットを購入することができるでしょう。

イベント主催者にとっても、知名度の高いプレイガイドを利用することで、イベントの認知度向上につながります。多くの人に利用されているプレイガイドで販売されることで、チケット販売数の増加やイベントの成功が期待できます。

知名度の高いプレイガイドは、購入者とイベント主催者の両方にとって、信頼できる存在と言えるでしょう。

 

自分で販売管理する必要がない

プレイガイドを利用することで、イベント主催者は自らチケット販売システムを開発・運用する必要がなくなります。これにより、以下のようなメリットがあります。

 

  1. システム開発コストの削減:チケット販売システムの開発には、多額の初期投資が必要です。プレイガイドを利用することで、この開発コストを大幅に削減できます。プレイガイドは既に高度なチケット販売システムを保有しているため、主催者はそのシステムを利用できるのです。
  2. 用・保守コストの削減:チケット販売システムの運用・保守にも、専門的な知識とコストが必要です。サーバーの管理、セキュリティ対策、トラブル対応など、継続的な努力が求められます。プレイガイドに販売を委託することで、これらの運用・保守コストを削減できます。
  3. 人件費の削減:自社でチケット販売を行う場合、専門スタッフの雇用が必要になります。しかし、プレイガイドを利用すれば、これらの人件費を削減できます。プレイガイドのスタッフが、販売業務を代行してくれるのです。
  4. 販売ノウハウの活用:プレイガイドは、長年の経験で培った販売ノウハウを持っています。効果的な販売ページの作成、適切な販売スケジュールの設定、トラブル対応などに強みがあります。このノウハウを活用することで、販売の効率化が図れます。

 

以上のように、プレイガイドを利用することで、システム開発コストをはじめとする各種コストを大幅に削減できます。イベント主催者は、チケット販売の業務を専門家に任せることで、イベント運営に集中できるでしょう。

 

購入者にとっても便利

プレイガイドを利用することで、チケット購入者にとっても以下のようなメリットがあります。

 

メリット

内容

アクセスの良さ

コンビニや駅、ショッピングモールなどにプレイガイドの端末が設置されており、身近な場所でチケットを購入できます。

支払い方法の多様性

クレジットカードや電子マネー、現金など、多様な支払い方法に対応しているため、自分に合った方法で決済ができます。

24時間購入可能

インターネット経由で24時間いつでもチケットを購入できるため、仕事や学校などで時間のない人でも都合の良いタイミングでチケットを入手できます。

 

このように、プレイガイドはチケット購入者の利便性を高めるさまざまな工夫がなされています。 身近な場所で、多様な支払い方法を使って、24時間好きなタイミングでチケットを買えるのは、イベントに参加したい人にとって非常に魅力的なサービスと言えるでしょう。

 

プレイガイドのデメリット

プレイガイドを利用する際のデメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。

 

  • 手数料が発生する
  • 柔軟な対応ができない
  • システムトラブルが発生する可能性

 

以上のような点がプレイガイドのデメリットとして挙げられますが、一方でメリットも多くあることを忘れてはいけません。

 

手数料が発生する

プレイガイドを利用する際は、チケット代金とは別に手数料が発生します。手数料は、チケットの販売・発券などにかかる費用の一部として、プレイガイドが設定しています。

手数料は、イベント主催者側の負担となるため、チケットの設定価格に上乗せされることが一般的です。そのため、プレイガイドを利用してチケットを販売する場合、手数料分だけ利益が減ることになります。手数料の存在は、プレイガイドを利用するデメリットの一つと言えるでしょう。

 

柔軟な対応ができない

プレイガイドを利用する場合、チケットの販売ルールや方法は基本的にプレイガイド側のシステムにのっとって行うことになります。そのため、主催者側が独自のキャンペーンを行ったり、チケットの種類を細かく設定したりといった柔軟な対応が難しい側面があります。

例えば、以下のような要望にはプレイガイドでは対応が困難な場合が多いです。

 

  • 特定の条件を満たした人だけに割引価格を適用したい
  • リピーター向けの特別チケットを作りたい
  • 購入者に応じて座席を自由に割り振りたい

 

プレイガイドはあくまで不特定多数の購入者に対して平等に販売することが前提のシステムなので、細かなカスタマイズには向いていないのです。主催者の思い通りの販売方法を実現するには、「チケットfor LINE Hybrid」など自身でカスタムしやすいチケット販売サービスを利用するなどの工夫が必要になります。

 

システムトラブルが発生する可能性

プレイガイドを利用する際のデメリットとして、システムトラブルが発生する可能性があります。人気のイベントではチケット販売開始直後にアクセスが集中することがあり、プレイガイドのサーバーがダウンすることもあります。

また、購入手続き中にエラーが発生し、チケットが購入できなかったり、二重に購入されてしまったりするトラブルも中にはあるようです。

こうしたトラブルが発生した場合、プレイガイド側での対応となるため、個別の事情を汲んだ柔軟な対応は期待できないのが現状です。チケット販売の際は、トラブルが起こりうることを念頭に置いておく必要があるでしょう。

 

プレイガイド以外のチケットの販売サイト・販売アプリについては以下の記事でご紹介しております。ぜひご覧ください。

チケットの販売サイト・販売アプリの違いとは?おすすめ販売サービスもご紹介

 

プレイガイドの手数料一覧

「%」が書かれた1つのサイコロの下に「↑」が書かれた4つのサイコロが並べられた黄色背景の画像

プレイガイドによって若干の差はあるものの、おおむね1枚あたり220円程度のシステム利用料と、店頭発券や配送を利用する場合はそれぞれ追加の手数料が発生します。 

本項目では、大手プレイガイドであるチケットぴあ、e+(イープラス)、ローチケの手数料をご紹介します。

チケットを販売する際は、これらの手数料を踏まえて価格設定を行う必要があるでしょう手数料分を上乗せするか、価格に含めるかは主催者の判断となります。

 

チケットぴあの手数料

チケットぴあでは、チケットの価格に応じて以下のような手数料がかかります。

 

 

自由席の場合

指定席の場合

興行登録料

0円

10,000円(税抜)

チケット販売手数料

※売れた分のみ

チケット券面金額の8%

チケット券面金額の10%

用紙代

※売れた分のみ

1枚 10円(税抜)

1枚 10円(税抜)

参考:チケットぴあ Web窓口

 

チケット購入者は、システム利用料としてチケット1枚につき220円、発券手数料が110円かかります。クレジットカード払いなら0円ですが、支払い方法によっては決済手数料も発生する場合があります。

 

e+(イープラス)の手数料

e+(イープラス)の手数料は、選択するプランによって異なります。手数料の内訳は以下の通りです。

 

 

ライトプラン

スタンダードプラン

初期契約料

0円

0円

公演登録料

※1公演につき

5,000円(税抜)

10,000円(税抜)

チケット販売手数料

※売れた分のみ

一般販売:チケット料金の8%

  • プレオーダー(抽選):

チケット料金の8%

  • 一般販売:

チケット料金の10%

用紙代

※売れた分のみ

  • 1枚 10円(税抜)
  • スマチケの場合は 0円
  • 1枚 10円(税抜)
  • スマチケの場合は 円0

参考:2つのプラン|チケット委託販売サービス|イープラスでチケットを売る・告知・集客

 

また、チケット購入者はシステム利用料としてチケット1枚につき0〜330円がかかります。

支払い方法によっては、決済手数料も発生する場合があります。

 

ローチケの手数料

ローチケでチケットを購入する際にかかる手数料は公開されていませんが、上記でご紹介したe+(イープラス)と同様に以下のような料金が発生します。

 

  • 口座登録料
  • 興行登録料
  • 販売手数料
  • 払戻手数料
  • 発券用紙代

 

購入者は、店頭引取の場合、ローソン・ミニストップ店頭のLoppi(ロッピー)で直接チケットを受け取ることができます。システム利用料としてチケット1枚につき220円、店頭発券(入金)手数料として110円がかかります。そのほか店頭発券(入金)手数料や、支払い方法によっては決済手数料も発生する場合があります。

 

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今回の記事では、プレイガイドのメリットやデメリットについてご紹介しました。プレイガイドを利用することで、主催者は自分でチケット販売の管理をする必要がなく、購入者も便利にチケットを入手できるというメリットがあります。

しかし、プレイガイドでは柔軟な対応ができない点や、システムトラブルが発生する可能性もデメリットとして挙げられます。

チケットの販売方法にお悩みの方は、プレイガイドのデメリットを補うことができるLINEを活用した新しいチケット販売サービス「チケット for LINE Hybrid」の利用も検討してみてはいかがでしょうか。「チケット for LINE Hybrid」なら、LINEユーザーに対してダイレクトにチケット販売ができるため、効果的なプロモーションが可能です。

プレイガイドのように初期契約料や公演登録料はかからず、発生する料金はチケット1枚ごとの販売手数料のみです。ご利用を検討されている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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